【おしゃれな調理器具】フライパンQ&A

Q,軽いアルミフライパンとの違いは?

A: 手頃な価格で売られている軽いフライパンは大半がプレス加工による薄型のため、軽くて使いやすく、火のまわりが早いのがポイント。
ただ「薄い」ため、火のあたっている一部分だけ温度が高くなってしまい温度差による焼きムラや、熱に弱いコーティングの寿命も短くなりがちです。IHのパワーにも耐えられず変形する場合もあります。
PBL
フライパン(鋳物)は底厚が4.3mmと厚くなっているため重たくなりますが、保温性・蓄熱性に優れ、熱ムラもなく均一に熱が伝わるためコーティングの劣化を抑える効果もありコーティングも長持ちします。


Q、ティファールとの違いは?

A:ティファールのフライパンは※一部のシリーズを除いてアルミのプレス板を使用しています。一方、例えば当店で扱っているPBLフライパンは鋳物で底厚のため熱の保温性・蓄熱性に優れており、熱が均一に伝わるためコーティングの劣化を抑える効果もあります。
コーティングそのものはティファールの最新「チタン・アンリミテッドコーティング」は従来品より長持ちすると言われておりますが、データがないため比較はできません。
 ※エモネーション・ネオIHステンレス(外側ステンレスタイプ)

Q.ふっ素樹脂加工のフライパンなのに料理がこびりついてしまいます

A:ふっ素樹脂の「こびりつきにくい」という性能が劣化してしまったためです。
空焚きや強火による※耐熱温度以上の高温や、角の鋭い金属ヘラを使用したことが原因と考えられます。また使用後、洗い落ちなかった油カスが付着したままであることが原因の場合もあります。
 ※使用上限温度 260℃

Q.ふっ素樹脂加工されたフライパンを長く使うには どうすればいいですか?

A:①ふっ素樹脂加工品は強火で加熱し続けると、ふっ素樹脂の性能が損なわれ、剥がれてしまう場合があります。したがって、強火での加熱はしないでください。
中火以下でご使用ください。
②ふっ素コーティングしているものは、商品の特性上細かい目が表面にあるため、料理を長時間入れたままにしておくと、表面から内部に水分等が入り込みます。その残留物が次の加熱により内部で膨張し、コーティングが膨れたり、剥がれたりする場合があります。
長時間料理を入れたままにしないで使用後はきちんと中性洗剤等で油分を洗い落とし、乾かしてください。
角の鋭利なヘラや調理器具の使用はコーティングを傷つけ、剥がれてしまう場合があります。ご使用をお控え下さい。
④『使用できる』と明示しているものを除き、食器洗浄機・乾燥機は使用できません。製品劣化の原因となりますのでお控え下さい。
⑤急激な温度変化(調理後の熱い状態での急冷)は本体の変形につながりますので、お控え下さい。

Q.どんなお手入れをしたらいいですか?

A:中性洗剤と柔らかいスポンジで汚れは⼗分落とせます。⾦属製や研磨剤⼊のタワシ、研磨剤⼊の洗剤はさけてください。洗った後は、⾃然乾燥かふきんで⽔分をふき取ってからしまいましょう。洗うときは「フライパンが冷めてからがポイント。※急冷は厳禁です。焦げ付きを落とす場合は、お湯に浸して柔らかくしてから取り除いて下さい。

※水で洗うとき「ジュッ」と音がしたり、湯気が出たりするのは「急冷」です

Q.ふっ素樹脂加工は剥がれて食べてしまっても、害はありませんか?

A:万一食べてしまっても、そのまま体外に排出されます。
 ふっ素樹脂を調理器具にコーティングする場合、ふっ素樹脂以外の物質も含まれますが、テフロンは、厚生労働省とアメリカFDA(米国食品医薬局)の基準に合格した物質だけで構成されています。

Q,テフロン加工の寿命は?

A:使用環境にもよりますが、フッ素樹脂は熱や摩耗に弱いため買い替え目安は1年~2年と言われています。
ダイヤモンド加工やセラミック加工・マーブル加工も2年前後が買い替え目安と言われています。
なおPBLフライパンは当社が調査したほとんどのユーザー様が2年以上使われている焦げ付きにくい構造とコーティングが自慢です。

Q.ふっ素樹脂加工の表面が小さく膨れたり剥がれています。 問題ありませんか?

A:ふっ素樹脂加工の表面には目に見えない小さい穴(ピンホール)があります。
料理を長い間入れたままにしておきますと、そのピンホールから油や調味料が浸透して中で加熱膨張してコーティング膜を押し上げたり、金属部分(アルミなど)に達してしまうと、その金属を腐蝕させて空洞ができそれが調理中に破れて剥がれたりします。
これを防ぐには、調理器具の中に料理をいれたままにしない事、使用後はきちんと洗っていただく事が大切です。また空焚きや強火での使用、角の鋭利なヘラの使用も剥がれの原因になりますので、注意しましょう。

Q.PFOA(ピーフォア)は使用していませんか

A:PFOAとはふっ素樹脂コーティングを作る際に使用されていた原料のことで、発がん性の恐れがある物資として分類されたため、現在は各メーカーPFOAは使用しておりません。

Q.食器洗浄機は使用できますか?

A:食洗機用の洗剤はアルカリ性のものが多く、研磨剤や漂白剤が入っていることも多いのです。それによって、フッ素樹脂のコーティングがはがれやすくなってしまいます。そうなるとこびりつきやすくなってしまいますので食洗機でのご使用はお避け下さい。

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